受験に失敗した誰かさんに送るメッセージ
こんにちは、浪人なんてするもんかと思っていたら余裕で浪人した僕です。
受験の失敗。
運であれ実力であれ、自分はダメだったという消えない過去が構築され、それは我々の人生を、少なくとも直後1年は左右します。
夢見ていたキャンパスライフは不合格の通知とともに遥か彼方へと去っていきます。
現役で東大に落ち、他の大学も全滅だった僕は、それまでありえないと考えていた浪人が決定し、お先真っ暗でした。
親も僕が現役でどこか行ってくれると信じてくれていたため、なんか申し訳ない気持ちににもなり、また来年受験する以外に身の振りようもないため、「父さん、浪人させてください」と懇願しました。
不合格という結果は最初は受け入れられません。
おそらく人生で最初にぶつかる大きな壁という場合の人が多いでしょう。僕もそうでした。
受験結果をネットで見る時の異常なドキドキ、そして自分の番号がなかったときの喪失感を今でも思い出せます。
奈落の底に落とされたような気分になる人もいるでしょう。しかし、時間は変わらず同じスピードで過ぎていきます。
そうです、人生はまだまだこれからです。落ちた瞬間に自分の人生が停滞するわけではないのです。
人生100年時代と言われる今日、1年、2年、あるいはそれ以上の浪人なんてたいしたことないですし、また浪人せずに働く、留学、起業など自分の力で能動的にキャリアアップを積むことだってやる気があれば可能という話も一応置いときます。(そんな猛者は少ない)
大学の入学試験は毎年行われます。挑戦権は毎年あります。オリンピックだと4年に1回ですし、高校受験は1回きりなので、大学受験は、年数を辛抱すれば行きたいところに入れる仕組みになっていて実は良心的なのです。
受験で落ちた当初はへこむかもしれませんが、次第に状況を受け入れるようになってきます。
もし浪人して、また来年受験する場合、次の試験本番までに1年近くの時間があるのです。
この一見停留しているような浪人時代に、ゆっくりと自分の人生について考えることができます。
もちろん、一番は次の受験に受かることですが、大学に入って何がしたいのか、やりたいことは何なのか、そもそも本当に大学に行きたいのか、戦略的にプランを練り、人生を見直す良い時間になります。
時間は使いようです。
確かに、一生懸命頑張ったのに、受験で失敗すると大変辛く、胸を痛めると思います。
僕の友達の知り合いに不合格のショックで電車に飛びこんで自殺した人がいたそうです。人によってはそれぐらいにもなります。
親の圧力やストレス、自分のプライドなど、受験の失敗によって、そういった負のエネルギーが爆発することもあります。
しかし、長い目で見れば人生もまだまだ序盤。これからいくらでも挽回がききます。
一時の不幸もそれをバネに未来へはばたく良い材料になります。将来何か上手くいったとき、あの時の苦しい思い出を乗り越えたから今がある、と思えるようになります。
いつも今いる場所がスタートラインです。皆さんの努力が報われることを祈っています。
失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になるby松下幸之助
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