こんにちは、浪人経験済の僕です。
みなさん浪人生活いかがお過ごしでしょうか。
浪人の落とし穴はたくさんあります。
受験に現役で失敗してから次の受験までの1年という長い期間。
終わってみればあっという間なのですが、実際、浪人中は不安や自己嫌悪に陥り、ひどく疲弊することがあります。
特に浪人初期、夏までの期間です。五月病と言われるもので、最初の高いモチベーションがどんどん落ちます。
今回は私の浪人時代に周りにいた楽しく浪人している人や、自分自身がモチベが上がった経験を参考に浪人のストレスを軽減する方法を書いていきます。
と、その前に、ここで一般的な真面目な浪人生(予備校通い)の1日を紹介します。

予備校に通っていると、案外規則正しい生活がおくれますが、毎日同じことの繰り返しで疲れることもあります。
また生活に飽きてしまい、授業をサボったり、「予備校に行かずに自分でやった方が良くね」と言いながら結局やらないなんてことがしばしばあります。
気分転換やストレス解消はやっぱり必要です。
目次
辛い浪人を楽しく生きるコツまとめ



・環境を変える


マクロ的に…実家から遠く離れたところで浪人する。
私は地方から上京して、寮に入って東京の予備校に通いました。
全く新しい環境は気合も入り、また新鮮です。
やはり田舎とは違い、大都市は浪人生の数も相当多く、地方より浪人が受け入れられている感じがしました。
情報の量や速さも全然違います。
ミクロ的に…勉強する場所をこまめに変える
同じ場所に座って5時間、7時間勉強するのはきついと思います。
平日だと授業→自習室→家、休日だと自習室→お気に入りのカフェや図書館→家 といった具合に場所を変えていきます。
場所を移動する時間は気分転換にもなり、これはアリだと思います。
実際受験で結果を出している人で、この方法を使っている人も多いです。周りにもいました。
環境が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。 byウィリアム・ジェームス
・浪人友達を作る(辛さを抱え込まない)


これは浪人のストレスを独りで溜め込まないようにするために大事かなと思います。
授業のノートを見せてもらったり、分からないところを聞ける友達はとても助かります。
私は高校の友達が同じ予備校に通っていたため、一緒にご飯を食べたり、休み時間に話したりできて、孤独で辛いということは無かったです。
また新しい浪人友達も数人できて、ともに合格を目指す仲間となりました。
勉強は一人で頑張るものと言いますが、まだ年齢が若く、色々と不安な時期に話し合える友達がいると大分楽になります。
友情とは二つの肉体に宿れる一つの魂である byアリストテレス
・現役合格者(同級生)のSNSは極力見ない【追記】
人は他者と比較してしまう生き物です。
受験に失敗して浪人する羽目になった自分と、現役で合格してキャンパスライフを楽しむ同級生を比べて卑屈な気持ちになる人もいるかと思います。
そういう傾向がある方は、SNSを極力見ないのがオススメです。

感情を揺さぶられて勉強に支障が出るくらいならSNSなんて見ない方がマシですよ。

毎日暇を見つけては眺めるSNSも1年間合計すれば相当な時間になるはずです。それを勉強に充てることができればその分成績も伸びますよ。
・適度に遊びをいれる


浪人生だからといって遊んでいけないわけではありません。
ストレスを発散し、気分良く勉強に集中できるためになる遊びなら全然OKです。
ここで注意したいのは適度な遊びということで、1回遊びに行ってそのまま現実逃避しちゃうなんてことは良くないです。
模試が終わった今日だけカラオケに行く、とか、勉強の合い間に10分だけスマホゲームをするとかです。
なんにせよ遊んだ後にスッキリして次の勉強を快く始めれる状態を作れば良いのです。
オススメは勉強やテストを頑張ったご褒美として時間を決めて遊ぶことです。
上手くやれば勉強の効率も上がります。
アイツ遊んでばっかに見えるのになんであんなに成績がいいんだろうっていう人がいますが、勉強と遊びのバランスを上手にとっているんですね。
僕は毎日、今を楽しくしたいから、無理やり何かイベントしてますよ by 所ジョージ
・旅に出る(よほど疲れたら)


浪人生活に疲れ果て、勉強する意義も見失ってしまい、自分は何をしているんだろうとモチベーションもかなり低いときは思い切って全然知らない土地にでも行きましょう。
私の浪人友達は急に予備校を2日休み、東京から長野に一人で小旅行に行ってました。諏訪湖などを観光したらしいです。
帰ってきた彼の顔はとてもイキイキしていて、「俺、頑張るわ」とやる気に満ち溢れていました。
長野の圧倒的な自然が、消耗した彼の心にエネルギーを吹き込んだのです。
人間は、自分が知らない、新しいものに触れるとなぜかパワーが湧き出ます。
旅を利用するのも意外とアリなんじゃないでしょうか。
旅は真の知識の大きな泉である byディズレーリ(元イギリス首相)
・人生何とでもなると思うこと


科学技術の発達、現代医療の向上により、今の若い世代は100歳まで平均生きるといわれています。
そんな人生100年時代、1年、2年のブランクなんてなんてことないと思っていいでしょう。
今でこそ、現役で合格し大学生活を満喫している同級生と自分を比べ、肩身の狭い思いをしているかもしれませんが、10年後はきっと苦くも良い思い出になっているはずです。
最悪また失敗しても、また挑戦すればいいのです。
大学は中高と違って何回でも受けれるのですから。
私の予備校に東大を目指す60歳くらいのおじいちゃんがいました。
きっとそのおじいちゃんはまた大学で学びたいとの思いから、年間100万円ほどかかる予備校に通っているのです。
人生には多様な選択肢があることを感じました。
案外人生どうにでもなる。その時になってみないと分からないことを今に心配するのは杞憂な話かもしれません。
自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる byゲーテ(ドイツの詩人、作家)
・浪人が辛い人たちへ最後に
以上挙げたことは、浪人の不安、ストレスを軽減し、結果的に勉強の質や量を向上させてくれるはずです。
そうです、すべて勉強のモチベを上げるためです。
成績上げて、合格するのが浪人の目的ですからね。
そして、勉強して成績が上がるのが受験生にとって何よりも楽しいのです。
E判からC判に、C判からA判に変わるのがうれしいのです。
そして勉強すること自体に楽しさを覚えたらもう勝ちでしょう。
なかなかそんな猛者はいませんが。
重いストレスを抱えていいことはありません。プレッシャーを感じているときは適度に気を楽にし、気分良く勉強できることを願っています。
辛いという字がある。もう少しで、幸せになれそうな字である by星野富弘
では皆さん、良い浪人ライフを!!!
-
-
【大学受験】実は浪人している芸能人 〖30人〗
こんにちは。 普段テレビで見る芸能人の中にも浪人を乗り越えている人はいます。今回は総勢30人まとめました。 参考書は捨てずに、お金に換えよう! 参考書買取を調べた結果、学参プラザが一番オススメであるこ ...
続きを見る
僕の受験ブログの全体像はこちら↓
-
-
大学受験&浪人ブログ記事まとめ【全落ちからの東大受験】
こんにちは、東大2度落ち大学生です。 このページは、今までの僕の大学受験ブログを見やすくまとめた記事となっています。 ゆっくりしていってください。 参考書は捨てずに、お金に ...
続きを見る