こんにちは。
今回は「2度の東大受験の失敗を分析してその原因を詳しく伝える」という自己分析です。
これから東大受験を視野に入れている人は僕の失敗を参考にしていただければ嬉しいです。
まず、軽く僕の受験歴を紹介します。
なんと現役時は0.1点差落ちでした。それなのに浪人しても合格できなかったんですね。詳しいことは以下の受験記を読んでもらえるとわかります。
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では失敗の分析をしていきましょう。
東大受験、2度の不合格を分析してみた


【不合格要因①】東大に見合う勉強量に全然足りていなかった
他の受験生が東大を目指して一日10何時間も勉強しているのに対して、僕はその半分以下。
2〜3時間だけ、あるいは全くしないなんて日もありました。
そもそも頑張ることが嫌いだった僕はとにかく楽な方楽な方へと流れていき、思考停止してスマホやパソコンで遊んだり、漫画を読んだりすることに時間が割かれていきました。
現役、浪人ともに秋ぐらいから少し勉強時間を増やし始めますがもう遅いです。
現役は数学が覚醒して運よく?0.1点差まで登りつめますが、それが逆に浪人時代の気の緩みになりました。
「1年あれば余裕だろ」と過信し、さらに勉強時間は落ち、成績も落ち、二次試験で数学大コケして大差で東大に落ちました。
「勉強しない」これが一番の原因でした。
結果、落ちました。
圧倒的な勉強量が合格を勝ち取る。量をこなそう。
【不合格要因②】合格最低点だけを見ていた
僕はなんでもいいから合格しさえすればいいと思ってずっと合格最低点だけを見て目標にしていました。
その結果が現役のあのザマです。
東大文系の合格最低点は毎年350点ぐらいなのですが、そこしか見ていないと本当にそのあたりの点数をとってしまい僅差で不合格という結果になってしまいます。
目標は合格者平均点ぐらいに定めるべきでした。
合格という本来の目的の一歩上のゴールを設定することで、少し揺らいでも合格はできるようにしておくと良かったです。
最低ラインだけ見ていると高確率で失敗します。
結果、落ちました。
目標は少し高めにおいて突っ走ろう
【不合格要因③】東大という存在を甘く見ていた
東大は堂々たる日本一の大学です。
世間では天才集団などと言われていますが、東大に受かる大半の人は努力型の人たちです。
僕の周りにも受かった人10数人いますが、その中で天才肌だなと感じるのは1,2人ぐらいで、残りの10人くらいは日々の勉強を怠らない、努力を継続できる人だったように感じます。
僕はというと、中学入試など、試験という試験で大きな失敗をしたことは今までなかったので、今回もなんとかなるだろうと、大した勉強もせずに能天気に過ごしていました。
また、模試の判定もたまに良かったりして自惚れることがありました。
天下の東大を、そして自分の人生を甘く見ていました。
結果、落ちました。
東大は筆記試験の難易度では世界トップクラス。侮ることなかれ。
【不合格要因④】学校や塾、予備校の授業を適当に流していた
「できる奴は授業とか受けずに自分でガンガン勉強できる」と言う人がいます。
その通りだと思います。
僕も「自分でやったほうが良くね」とか思って、授業を疎かにして自分でやってみようとしました。
全然やる気も上がらず、勉強できませんでした。
どうやら僕は「できる奴」ではなかったみたいです。
塾や予備校というのは受験に最適化された講義をお届けしてくれるのですが、それさえもいい加減にしてしまいました。
自分に甘えていました。
「俺は自分でできる」とか言いながら結局やらない痛い奴でした。
「自分でやる」には強いメンタルが必要。
【不合格要因⑤】英語を伸ばさなかった
元から英語は苦手でした。
しかし、東大の過去問の傾向ははっきりしていて、要約、段落整序、自由英作、リスニング、文法、和訳、長文という順番に問題があります。
ドラゴン桜にも書いてあるのですが、東大の英語は対策をしっかりすれば80〜90点(120点満点)は取れるようになるという話です。
英語で90点はかなり大きいです。
僕も東大の過去問を解いていて、これは勉強すれば点は伸びるぞと思いました。
東大入試の一年前の同日体験模試で僕は英語が27点でした。そのあとテクニックを学び、4ヶ月で67点(模試)まで上がりましたが、そこで勉強をやめてしまいました。
もう少し極めればいいものを怠け癖が発動してしまいました。
浪人時代も英語は単語帳ぐらいしか触れず、リスニング音源も全く聞きませんでした。
結果、落ちました。
英語で80点以上を安定させると強い。対策あるのみ。
【不合格要因⑥】社会をやり始めるのが遅かった
現役の時は、社会は秋から知識を詰め始めました。
センター模試も5,6割、東大模試1桁とかで流石にヤバイと思って勉強をし始めました。
センター程度なら秋から詰めてもどうにかなるのですが、東大の論述対策をするには遅すぎます。
社会は東大二次で現役で5割弱、浪人で5割強しか取れず、戦犯の1つになりました。
社会の知識はもっと早めから入れるべきでした。
文系は英語と社会を固めることができれば、大きなアドバンテージになるのですが、僕はそのための努力を怠りました。
結果、落ちました。
知識は早めから入れておこう。基礎を固めて論述に生かす。
【不合格要因⑦】体調管理を疎かにした
受験期はストレスが溜まることが多く、通常より入念な健康管理が必要です。
僕は浪人時代、センター試験前に急に体調を崩し、結果的に二次試験が終わってもまだ響くぐらい長引きました。
受験期の不規則な生活、運動不足、ストレスによる自律神経の乱れなどが祟って、体調不良が引き起こされることがあります。
特に受験直前の冬はしっかり自分の体の面倒を見てあげないといけません。僕は遅寝遅起き、姿勢の悪さ、ストレス、運動不足などが原因で体調を大きく崩しました。
結果、落ちました。
体が資本。いちばん大事。
まとめ
・勉強量が鍵。量をこなしてレベルアップ。
・合格最低点の一つ上を見よう
・東大は甘くない。舐めるな危険‼︎
・学校や塾の授業も大切にしよう
・文系は英語と社会を安定させると強い
・体調管理もしっかりしよう
東大に2度不合格の僕が最後に伝えたいこrと
僕は東京大学に強い憧れを抱いていました。
自分も努力次第ではいけるはずだと思っていました。
しかし、肝心の努力量が東大に見合わず、浪人をしても落ちてしまいました。
その原因には以上のような自分への甘えがありました。
確かに東大に合格する人の中にはあまり勉強せずに受かってしまう天才型の人もいます。
しかし大半は東大に見合う努力を懸命に続けてきた人であり、合格した彼らの顔は自信に満ちていることが大抵です
これから東大を目指す人には僕と同じような失敗をして欲しくないなと思います。
僕みたいに、努力もせず落ちるのはなんともスッキリしない結果となってしまうからです。
僕もこれからは怠け癖の人生を見直していこうと思います。
それでは皆さんの幸運と合格を祈っています。
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